無料速読トレーニング STEP0 現状確認

概要

STEP0ではトレーニングに進む前に皆さんの現状を確認します。今後のトレーニングによってどれぐらい速読が身についたのかを後々確認するために、現在の読書速度を測って記録しておきます。

このサイト自体は皆さんの測定を記録しません。測定した速度や回数は後ほど説明する記録表にご自身で記録して進捗を確認していただきます。記録する数字は自分が自分のために使うだけですので、①計測方法を正しく理解し、②数字を正確に記録してください

必要な物ですが、特に購入するようなものはありません。準備するもの・やり方についてはこのまま読み進めていただくとわかるようになっています。それでは、始めていきましょう。

今回行うことは

  • 視線移動速度の測定と記録
  • 読書速度の測定と記録
  • 理解度の記録
  • 問題用紙の説明と正解数の記録

の4点の測定と記録です。
後ほどダウンロードしていただく記録表にこの4つの記入が終わったら、このSTEP0は終了です。

STEP0 現状確認に必要なもの

測定するに当たり、①タイマー、②測定用の文章と問題、そして③記録表が必要になります。

タイマーは小さくて一人で測定するときも使いやすいため、私は普段100均などで売っているキッチンタイマーを使っていますが、スマホのアラーム機能でも代用できます。秒単位で設定可能なものを使ってください。

文章と問題、記録表についてはこの下からダウンロードできます。DL後記録用紙はGoogleのスプレッドシートもしくは、Excelファイルとして記録用にお使いください。文章と問題用紙は印刷しておいてください。文章と問題はこの後測定する時に使いますので、中はまだ見ないようお願いします

記録表について

記録表は初回の測定結果、毎回の練習時の測定結果、各STEP終了後の測定結果を記録し、自分の進捗、成長を確認するためのファイルです。もともとGoogleのスプレッドシートで作成しているものなので、ExcelがなくてもGoogleスプレッドシートで開いて使うことができます。Excelでも記録できますので、自分に合った方法でご利用ください。

記録表に記録することで、自分の進捗を確認することができますし、質問がある時に、記録表を合わせて見せていただければ、私の方でより正確に状況を把握して適切な回答ができます。

記録表を開けていただくと下のイメージのようなシートがあります。シートは大きく2つのエリアに別れます。上部(赤い枠線内)は初回(今回)と各ステップの終了後に測定する内容を記録します下部(青い枠線内)は各STEPのトレーニング内容と練習時にも測定する内容を記録するようになっています。細かい記入方法はそれぞれの測定項目の説明のところで詳しく書いておりますので、そちらで確認ください。

記録表における一つの大きなルールは、「色のついたセルだけ記入する」ということです。色のついていないセルに記入しないよう注意してください。下は測定シートのイメージになります。

視線移動速度について

初めて速読を学習される方には馴染みのない言葉だと思います。視線移動とは眼球を左右上下または斜めやもう少し複雑な動きをさせる目(視線)の動きです。人は普段何かを見ようとする時に顔(首や上半身)を動かしてその対象を見ます。近くにある時計やカレンダーのようなものを探して見てもらえるとわかると思います。

そして、本を読むときも人は同様に首で調整しながら読んでいます。初期の速読では、顔は動かさずに眼球だけを動かして文字を見ていく練習を行います。なぜなら、この視線を移動させる速度(視線移動速度)が速ければ速いほど、読書速度も上がることがわかっているからです。この初級のトレーニングにおいても眼筋のトレーニングはしっかり行いますが、今回ここで最も重要なことは、視線移動速度の測定方法を正しく理解し、正しく測定して記録できるようになることです。

視線移動速度の測定方法と注意点について

初回(今回)と各STEP終了時に毎回実施する測定は、視線移動速度(縦)といい、その名前の通り縦方向に視線を動かした時の速度を測定するものです。トレーニングでは、縦だけでなく、横や斜めにも動かしますが、測定の時は縦だけを測ります。測定時の体勢ややり方を説明します。ここに書いてみてよくわかりましたが、文章で読んでもなかなかイメージできないかも知れませんので、できるだけ動画で確認してください。

動画で確認▶視線移動速度の構え方

1.まずは両手を握った状態から両手の人差し指だけを立てます
2.両肘を左右外側に向け両方の人差し指が平行になるように顔の前で構えます
3.右手の人差し指の爪を自分のおでこの上の方にあて、左手の人差し指の爪を自分のアゴの下の方に当てます
4.そしておでことアゴから指を離すように前方に20~30cmほど前に出します

おそらく肘は少し曲がった状態になると思います。この状態で上にある右手の人差指の爪を見てください。この時、下にある左手の人差し指の爪が見えてしまう場合は、指と顔の距離が遠すぎるか、上下の指の間隔が狭い事が考えられます。上の指の爪を見ている時に下の指がぼんやり見える程度まで手前に戻すか、上下の指の距離を広げてください。

だいたい下のような感じになります(↓ ↓ ↓)

視線移動速度測定の構え
視線移動(縦)の構え

では構えは覚えましたか。とはいえ、クラスで教える時にだいたい30%ぐらいの子どもたちは、手が顔に近すぎたり、指と指の間が狭かったり広かったりと、正しく構えられていません。生まれて始めて行うので当たり前といえばそれまでですが…。ですので、念の為に携帯で写真を取ったり、誰か家族や友人に見てもらって上の写真や動画の中の構えと同じであることを確認してください

それではタイマーをセットする前にこの状態で目を上下に動かして、上の爪、下の爪、上の爪、下の爪と交互に見てみてください。この時に最初頭が動いてしまうかも知れませんが、それではだめです。頭や首は固定して、目だけを動かします。これも慣れるまでは携帯で録画して自分で確認するか、誰かに見てもらってください。速く動かそうとすると頭が動く人はとても多いので、必ず確認してください。

動画で確認▶視線移動速度測定時の目の動かし方

さて、構えと目の動かし方がわかったら、測定時の注意点をいくつか説明します。まずはタイマーの設定に関してです。視線移動速度は「15秒間で視線を上下にできるだけ速く動かし、何回往復できるか」を測ります。誰か一緒に測ってくれる人がいない場合でも、キッチンタイマーであれば、片手に持ってスタートボタンを押し、すぐに視線を動かすことができますが、携帯のアラーム機能だと持ったままこの操作はすこし難しいと思います。ですので、通常は15秒に設定しますが、携帯を使う場合は、16秒に設定して、テーブルに携帯をおいた状態でスタートボタンを押し、構えてから視線移動を開始してください。1秒の差はスタートを押してから構えるまでにかかる時間になります。

下は自分一人で計測する場合と、誰か他の人に測定してもらう場合のやり方の違いを示した動画ですので、確認してみてください。

また、一人で測った時(前半部)の自己申告の回数と、実際の回数はあっているのですが、人に測ってもらった時(後半部)の自己申告の回数26回と、実際の回数23回ぐらいでかなり違いがありました。最後の方は本人は目を動かしていると思っていますが、実際には視線が動いていません。このように、自分ひとりで行う時は気をつけないと実際の回数より多くなったり、少なくなったりすることがあります。一人で行う場合は、しばらくは動画を取り、確認しながら数を数えてみてください。

動画で確認▶視線移動速度の測定方法

生徒たちが初めて測定する時によくやる測定時の間違えをまとめておきますので、注意してください。

  • 指と指の間が狭い(十分な視線移動ができない)
  • 視線移動を行う時に頭が動いてしまう(眼球が動いていない)
  • 往復で数えるのを片道で数えてしまう(数字が正しくない)
  • 眼球を動かしていると思っているが実際は動いていない(測定値が正しくない)

などは自分ではなかなか確認ができないものです。一緒にやって見てくれる人がいない場合は、携帯などで録画して確認してみてください。正解の姿勢、腕や指の位置などは動画にて確認してください。

次にメガネとコンタクトレンズについてです。視線移動は指の爪をはっきりと見る必要はなく、単純にできるだけ速く上下に眼球を動かすだけなので、普段メガネを掛けている人も裸眼でできると思います。基本的には眼鏡のフレームがじゃまにならなければ、掛けたまま計測しても構いません。ただし、眼球を激しく動かすことで、コンタクトがずれたり、目をこすったりするといけないので、コンタクトレンズの方は、裸眼で行ってください。ちなみに、視線移動は眼筋(目の周りの筋肉)のトレーニングで、本を読む時に目をこんなに早く動かすことはありませんので、メガネやコンタクトの方も心配しなくて大丈夫です。

最後に視線移動速度の数字について触れておきます。以前何らかの形で速読のトレーニングをした人と今回始めて行う人で数字は多少違ってきます。今回初めての方の場合、15秒間の往復の数字の平均は18ぐらいです。初回測定時の数字に置いては、子供のほうが少なく大人の方が多い傾向があります。小学校中学年(3・4年生)は10台前半の子もいますし、10回以下の方も非常にまれですがいました。多い人でも25往復以上の方は少なく、30を超えている方々の多くは眼球が十分動いていないか、単純な数え間違いでした

しばらく正しく計測できるようになるまで、携帯で自撮りをして数を数えるか、家族や友人に数えてもらって、自分が数えた回数と同じかどうか確認してください

では、以上の注意点に留意して測定を行ってください。

視線移動速度の記入方法について

さて、測定が終わったら記録表に記入しましょう。

視線移動の記録

今回はトレーニングではなく測定なので、記録表の上の部分を使います。初回の今日は★0の色のついたところに数字を入れていきます。3行目の「視線移動」のところでE列の★0のセル(青丸)に今回測った数字を記入します。

限界速度」は現在の視線移動速度から想定される単純に文字を目で追った時の最大文字数で、読書速度にはあまり関係ありませんが、現在一分間にこれ以上多く読むことができない最大の文字数です

想定高理解読書速度」は、現在この速さまで速度を上げても高い理解度を保てるという目安の速度です。詳しくは練習の時にまた説明しますが、色がついていないので記入は不要です。

読書速度と自己理解度について

「読書速度」は文章を読む速さを数字で表したもので、速読ではよく出てくる言葉で、文字数/分でその速度を表すのが一般的です。読書速度の計測方法はある程度統一されていますが、文章をちゃんと理解したかどうかはあまり数字に現れないことと読む文章によってもその速度はかなり違いがでるので、一分間に何文字読めるかなどははっきりとは言えないと私は考えています。ここで測定用に使う文章をすべて小学校中学年が読める物語に統一しているのも読書速度をある程度同条件で測るための方法の一つです。

測定方法は読む時間を決めて、読み終わったあとに読んだ箇所までの文字数を数える方法と、文字数のわかっている文章を最後まで読み終えた時間から計算する方法があります。一般的には前者が多い感覚がありますが、ここでは後者のやり方を採用していますので、特定の文章をどれぐらいの時間をかけて読み終わったかを計測します

自己理解度は理解したかどうかを自分自身で判断するための便宜上の数字で、感覚的に5段階評価した数字を使います。(3は使わないので、1,2,4,5の実質4段階評価)
全く理解できていないと思う
どちらかというと理解できていないと思う
どちらかというと理解できた
理解できた

このトレーニングの間は常にこの定義を意識して自分が文章を読んだ時に理解度がどの程度なのかをできるだけ客観的に判断してもらいます。3はあえてなくしました。単純に読み終わった後に自分で理解できたと思えば4か5になりますし、理解できていないなと思えば1か2になります。

本の読み方は実は人によって千差万別です。すべての内容を理解しないと気持ち悪い人もいれば、だいたいわかればそれで良しとする人もいます。また、自分がどれぐらい理解したかも人それぞれ判断が違います。一応、上に判断基準を示しましたが、AさんとBさんとでは1と2、3と4の判断は違ってきます。ただし、同じ人が同じ基準で判断すれば、何回か記録するとその人にとって意味のある数字になります。他の人の判断基準は知ることができませんし、知る必要もありません。このトレーニングの期間は全部で9回の測定を行いますが、大事なことは全て自分で同じ判断基準で自己理解度を決めていただくことです。そうすることで、読書速度と合わせて自分の進捗がはっきりと確認できます

もう一点。自己理解度は後に回答する問題の正解率とは一概に一致しません。どんな本でも読み終わった後に、ある程度自分なりに理解しているはずですが、細かい時間や場所など覚えていなかったりすることもあります。読書は通常、全体理解や著者の言いたいことを理解することを目的として読むので、暗記をすることとは違い、忘れてしまっていることや見てなかったことについて質問されてもわからないことも多々あるということです。

問題を解いた後に自己理解度をつけると、本来の自己理解度とは異なった判断をしてしまうことがあります。例えば、文章を読み終わった直後に自分では理解度5をつけようと思っていても、いざ実際に問題を説いてみたら全然答えられなかったとすると、人は自己理解度を2に下げてしまうことがあります。逆にあまり理解できなかったなぁと思っていても、回答が全てあっていると、理解度を4や5に上げたりすることもあります。そうならないために、問題を解く前に自分の理解度を決めておきます。ここでは質問の回答率よりも自己理解度を重要視しています

読書速度の測定に必要なもの

測定には①測定用の文章と②ストップウォッチの2つが必要です。下が読書速度測定用の文章(左)と問題(右)のサンプルです。先程みなさんにダウンロードしていただいた文章と問題も同じような構成で作られたものです。※問題についてはこの後に説明します。

文章と問題のサンプル
文章と問題のサンプル

最初に測定用の文章ですが、縦書きで一行あたり20文字から30文字ページあたり最大で36行で作っています。ページ毎に700字前後の文章になります。測定では2~4枚の文章を用意します。

実際の本よりも一行あたりの文字数は少ないですが、横に長いので1ページあたりは同じぐらいの文字数になります。文章の内容は物語を使い、特に小学三四年生でも読めるものにしています

読書速度と自己理解度の測定

まず始める前に文章と問題用紙はともに机の上に裏返した状態にしておいてください。

1.ストップウォッチを押してから文章だけをすべて表にして読み始め、読み終わったらまずストップウォッチを止め、読んだ文章をすべて裏返しにしてください。後で問題を解きますが、その時に文章を読み返すことはできません。今回の目的は現状の読書速度を測ることなので、普段どおりの読み方とスピードで文章を読んでください。無理に速く読むことも必要以上に何度も読むことは重要ではありません。

2.文章を裏にしたら、その紙の右上にストップウォッチの秒数を書きれておきます

3.自分で理解度をつけます。この読み終わってすぐの自分の理解度を、上の基準に従って自分自身でつけてみてください。普段通りの読み方(=理解しようとして読む)なので、自己理解度はおそらく4か5になると思いますが、理解できなかったら1や2でも構いません。この自己理解度を先程書いた秒数の下に記入しておきます。

動画で確認▶読書速度と自己理解度の測定方法

問題の回答

上部のイメージ図の右側はその文章に対する問題のサンプルです。

問題はABC3部構成になっています。Aは全部で5題。3択から選ぶ選択問題か単語などを回答する問題があります。Bは単語や覚えている言葉を書き出す問題、そしてCはあらすじを書き出す問題です。

5題の質問の内容はいつ、どこで、誰が、何をしたかのような基本的な問題が4問と全体理解に関する質問が1問です。文中に書かれていない心情や、指示代名詞の内容を問うような問題はありません。今回はすべて選択肢がありますが、他のSTEPの問題には、回答する問題もあります。

BとCは読み終わった後に書き出してみる練習です。記録表にはつけませんが、読後に覚えている内容や言葉の程度がわかりますので、書き出してみてください。

回答は、文章の紙の裏側に秒数と理解度を書き終えてから初めてください。問題用紙を表にしてAの選択問題5題を解きます。次に読んだ文章を頭の中でもう一度思い出してみます。覚えている単語、人や場所の名前、時間、動作、考えなど何でもいいので思い出したものをBの下の余白に書き出します。やってみるとわかりますが、かなりの数を書き出す人もいますが、全く思い出せない、または少ししか書けない人が大半だと思います。手が止まってしまっても1分間は思い出しながら書くということを行います。1分以上経ってもどんどん書ける人は、時間を気にせずそのまま書き出しましょう。そして最後にCの下の余白に、この物語のあらすじを自分でまとめて書いてみます。全く書けなくても問題ありません。どれぐらい書けたかこのシートは後から比較するので必ずとっておいてください

記録用紙への記入方法

ここまでで一通りの作業は完了しました。後は記録表に記入をしてSTEP0は終了です。

今回の読書速度は測定した時間を「読書タイム」(9行目)の★0(E列)に秒数で記入します。例えば文章を読み終わるのに2分12秒かかったとしたら、2分x60秒+12秒で132秒になります。上で説明したとおり、文章の紙を表にして読み始めるまでの時間を1秒間考慮して引くので、記録表には「131」と半角数字だけで記入します。以下にダメな例を上げておきますので、注意してください。

  • ”131秒”(秒と言う文字が入っている)
  • ”2分11秒”(秒になっていない)
  • ”2:11”や”2.11”など(記号が入っている)
  • ”131”(全角になっている)
  • ”211”(計算ミスをして全く違う数字になっている)

半角数字で正しく記録できるとその下の「読書速度」(10行目)に1分間あたりの文字数(読書速度)が表示されます。正しい数字かどうか一概には言えませんが、大体の目安としてお伝えすると小学三四年生だと300~600字/分ぐらいで平均400、小学五六年生だと400~800字/分ぐらいで平均600、中学生以上(大人も同じ)500~1000 字/分ぐらいで平均700です。範囲より上の人も下の人もいると思います。特に中学生以上の方は今回の文章は簡単な物語なので平均より早くなるかと思います。600前後であれば普通です。200以下や1200以上になると少し正しくないような印象がありますので、手順をもう一度見て間違いがないことを確認してください。

タイムを記入したら、次に「自己理解度」を記入(選択)します。場所は自己理解度(11行目)の★0(E列)になります。先程文章の紙の裏に記録した自己理解度をそのまま入れてください。

最後に回答用紙を出して答え合わせをして、そのAの正解数を「問題正解数」(E列の12行目)に記入します。解答はこの下にありますので、確認して正解数だけを記録用紙に記入(選択)してください。問題用紙にあるBとCは記録用紙には記録しませんが、どれぐらい書き出しできたか、全STEP終了後に振り返りをしますので、捨てずに取っておいてください。

1-a, 2-a, 3-b, 4-c, 5-c

すべての記入が終わるとだいたい以下のようになります(↓ ↓ ↓) そして、これでSTEP 0は終了です。お疲れさまでした。今回は長い説明を確認しながら測定をしたと思いますのでかなり時間がかかったのではないかと思いますが、すぐに慣れてくると思いますので、以降の測定は記録作業も含めて10分程度で終わるはずです

読書速度の記録

測定結果に関して

ここから先はすべての測定が終わって記録表への記入が終わった後に確認してください

まずはお疲れさまでした。みなさんの結果を見ながら解説ができないのが残念です。また、記入された数字については学年や年齢によっても異なりますので、あくまで参考までに自分の数字と確認するようにしてください。ここでの解説を読んでちゃんとできているか心配な時はコメントに入れてください。その際に質問と一緒に①視線移動回数、②読書速度、③自己理解度、④問題正解数も教えて下さい。

視線移動速度の平均は大体18ぐらいです。17~24回に9割ぐらいの人が当てはまりますが、13回以下の方もたまにいますし、25回以上の方もたまにいます。往復で初めて行った人が30を超えることはおそらくないので、一緒にやっている友人や家族の方と確認するか、携帯で録画して数え直してみてください。年齢による回数の違いはあまりありません。

読書速度の平均は①小学3・4年生、②小学5・6年生と、③大人(中学生以上)で多少の差異があります。初回の読書速度を測った時の平均値は①が400、②550、③600ぐらいです。読書を良くしている人は1.5倍ぐらいは速いことも珍しくありません。初回は通常の読書速度で読むことになっていますが、確認問題があることを気にして、普段より時間をかけて読んでしまった人はこの平均より少ない(遅い)こともあります。それでも読書速度が200以下の人はかなり遅いです。集中できずに何度も読み直してしまったり、秒数に直すときに計算間違いをしたりすることなどがあります。

自己理解度は自分だけの理解のバロメーターです。初回は普段どおりに読むことになっているので、自己理解度は4か5になっていないと、普段の読書が理解を意識していないで読んでいることになります。ここで4の人は理解度の基準が厳しい人か普段の読書のときに読み込まない人です。5の人は理解度の基準がゆるい人かかなりしっかりと精読する人です。速読は精読とは異なり、わからない言葉や言い回しもそのときには考えず読み進めていきますが、精読の癖が抜けないと速度が上がらないので注意しましょう。

最後に問題正解数ですが、参考程度に考えておいてください。あくまで自分の理解度が重要で、正解数は確認用に使います。理解度は高かったけど、正解できなかった。逆に理解度は低かったが正解数は高かったということが起こりえます。

問題Bと問題Cは行いましたか? 

初めて単語を書き出してみると書けない人は単語数5以下です。平均で10個ぐらいは書き出せると思います。ある程度、速読ができるようになると数は増えてきますので、後々確認してください。あらすじは1~2行程度の短い文章でも構いませんが、全体的な理解ができないとあらすじはかけません。細かい内容ではなく、全体としてどういう内容だったかを思い出しながら書いてください。


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