無料速読トレーニング STEP1

無料速読トレーニング

STEP0で現状の確認をまだしていない場合は、一度STEP0まで戻っていただき、ページに従って現在の状態を記録してからこちらに戻ってきてください。

概要

各STEPは、①1~8回のトレーニング、②STEP検定、③進捗確認の三部構成になっています。
8回までトレーニングをしたら、検定をして目標速度をクリアーしたか確認してください。
クリアーしたら、読書速度を測りどれぐらい速く読めるようになったか確認し、クリアーできなければもう一度5回目からトレーニングを繰り返します

各STEPともに、視線移動トレーニングと視幅拡大トレーニングを行い、縦に長い視野で速度を上げる練習をします。

今回は初めてのトレーニングになりますので、正しいやり方を覚えましょう。

用語や概念

視幅について

視幅」は速読特有の言い回しで、普段の生活では使わない言葉です。

一般的に人は文章を読む時に、決して一文字ずつ見ているわけではなく、ある程度文字をまとめて見ています。アイトラッキングと言う特殊な装置を使い、被験者がどのような目の使い方をするのか調べた実験から、平均で3.5文字をまとめてみながら文章を読んでいることがわかっています。

3.5文字をまとめて見るところに視点を0.3秒間停留させ⇒0.05秒で次の視点に移動し⇒そこでも0.3秒停留といった具合に止まって読み、移動してまた止まって読みをくり返しながら読み進めています。停留時間も移動時間も人によって違いがありますが、通常の読書時においては大きな違いはありません。

速く読むために、停留時間を短くし、さらに一度に見る数を増やすことが必要になります。

この無料トレーニングもベースの考え方はこの視幅を広げ(塊読みトレーニング)目を速く動かす(視線移動トレーニング)ことで読書速度を上げる方法論に基づいて作っています。

音読について

速読では「音読」や「音の読書」という表現が多く使われます。音読は音声で理解する読書方法で、朗読のように声に出した音を耳で聞いて理解する読み方です。ただし、黙読のように発声はしていなくても心のなかで読んでいるものも含まれます

音読は目から入る視覚的情報を口から(心のなかで)発声(音声情報に変換)して、耳を通して脳で理解するというプロセスをとります。

どのような速読のトレーニングでもこの音声情報からの理解を取り除き、視覚情報だけで理解すると言う、短いプロセスで速読を実現するようにデザインされています。このような読み方を「視読」、「光の読書」、「読まない読書」などと表現しています。

トレーニングについて

トレーニングに必要なもの

STEP1で準備が必要なものはそれぞれのトレーニングで使用する①文章縦読み用横読み用検定用)、②タイマーと③メトロノームになります。

文章はすべて各STEPからダウンロードできます。

タイマーはSTEP0の時に使ったもので大丈夫ですが、視線移動トレーニングではタイマーとメトロノームが両方必要になるので、携帯以外に、キッチンタイマーか時計などのアラーム機能が必要になります。

視線移動トレーニング

STEP0では便宜上簡略化した視線移動速度(縦)を自分の指を使って計測しましたが、トレーニングでは縦だけではなく、横や斜めの動きも行います。PDF(下からダウンロード)を使います。

縦と横はメトロノームに設定したリズムに合わせて目を①⇒②⇒③と移動し⑧まで動かしたら、①に戻って時間内繰り返します。斜めは①⇒②⇒③⇒④⇒①と続けて視線を移動させます。

リズムは初めやや遅い設定で、徐々に速くなっていきます。STEP2、STEP3ではかなり早くなり、リズムに合わせて移動させるのが難しくなりますが、できるだけついていくように動かしてください。

練習風景▶視線移動トレーニング

かたまり読みトレーニング

かたまり読みトレーニングとは、視幅の文字数に合わせた文章のブロック毎に、視線を動かしていくトレーニングです。ブロックを左から右に見ていく横読みトレーニングと、上から下に見ていく縦読みトレーニングがあります。どちらのトレーニングもメトロノームのリズムに合わせて行います。

このトレーニングは以下の2つの点に注意して行ってください。

1つ目は、メトロノームのリズムに合わせて目を動かすこと。これは、リズムに合わせて目を動かすことで、徐々に視線の停留時間を短くしていくトレーニングになります。

2つ目は、文章のブロックを読むのではなく、各ブロックの真ん中の赤い点を見ていく練習です。これは音読の癖を取り除くトレーニングです。見ることだけでも理解できるということを体験してほしいと思います。

下は6文字で区切った横読み用の文章のサンプルです。横読み用の文章は一段ごと右から左に文章がつながっていますので、メトロノームのリズムに合わせて左方向に赤い点を見ていきます。一番左まで行ったら、一段下に降りて同じように続けていきます。赤い点を見ていくことに注力をしてください。

横読みサンプル

こちらは縦読み用の文章のサンプルです。縦読みの場合は、上から下に視線を移動させていきます。通常の読書と同じ目の動かし方ですが、こちらも横読みと同じで、文章を読むのではなく、リズムに合わせて赤い点をみていくように視線を動かしてください。一番下のブロックまで行ったら、次の行に移動して、最後の行までみてください。

縦読みサンプル

文章を下からダウンロードして使ってください。毎回のトレーニングでは、縦と横の文章を1枚ずつ使います一日に何度も練習する場合は、同じ文章を使ってください

物語は1回目の横読み、縦読み、2回目の横読み、縦読みの順番で繋がっていますが、文の途中から始まったり、途中で終わったりしていて、最初は少し違和感があるかもしれません。読み終わった後に、記録表に自己理解度を記入するのですが、読み始めと読み終りの細部は気にしないで、全体的な内容を把握できたかどうかで判定してください。

読まずに点だけをリズムに合わせて見ていき、終わったら、自己理解度を記入します。最初は点を見ていくだけでは理解できないかもしれませんが、今までと同じ判断基準で、自己理解度(1、2、4、5)を記入してください。

毎回の練習時のリズムですが、最初の4回目まではゆっくりです。5回目、6回目がそのSTEPでの目標速度と同じリズムで、7回目以降は更に速いリズムで練習します。この時は理解度が落ちるかもしれませんが、その速さに目を慣らすことで、9回目のSTEP検定では理解度が上がるように設計していますので、STEPの後半で理解度が落ちても気にせず、トレーニングを続けてください

練習風景▶かたまり読みトレーニング

STEP1で利用する文章

1回目

2回目

3回目

4回目

5回目

6回目

7回目

8回目

STEP検定

STEP検定は、各STEPの最後(9回目)に行います。

設定した目標速度で、各STEPの視幅に合わせて文章を読み、自己理解度を確認します。検定用の文章は縦書きで赤い点はありません。また、文章のブロックとブロックは、空白ではなく、線で区切られています。そのブロックをリズムに合わせて見ていってください。赤い点はありませんが、視点の停留場所は各ブロックの中心におくといいと思います

自己理解度が4以上であれば、進捗確認に進みます。自己理解度が2以下ならもう一度同じSTEPの5回目からやり直してください。

では、下から文章をダウンロードして実施してください。

記録表について

最後に記録表も確認しておきましょう。下のイメージ図は記録表の下の部分です。色付きのセルは4箇所あります。毎回の訓練は①~③までの3箇所です。④はSTEP1がマスターできたかどうか確認するため、9回目(STEP1の最終回)に1度だけ測定します。

トレーニング時に使用する記録表

上から順番に説明していきます。14行目から17行目まではSTEPについてです。

14行目にはSTEP内の回数(日数)が書かれています。各STEPには9回分のトレーニングがあることがわかります。1回分のトレーニングは1日に何回繰り返しても問題ありませんが、1日に2回分や3回分を行うことはできません。定着にはある程度の時間が必要ですので、あせらずにコツコツ続けるようにしてください。

15行目はSTEP、16行目は各STEPでの目標読書速度が書かれています。STEP0で確認した現状の読書速度がSTEPの目標スピードよりも速い場合でも、読み方の練習なので、STEP1からトレーニングを初めていただきます。

17行目は各STEPの視幅が表示されています。視幅とは人が読書をする時に一度にまとめてみる文字の数です。詳しくは訓練の詳細で説明しますが、STEP1では6文字ずつの塊で文字をとらえる練習をします。

18行目から21行目までは視線移動のトレーニングに関してです。

18行目は毎回行う訓練の時間が書いてあります。1分とある場合は、その下の視線移動トレーニングを1分ずつ行います。ある程度回数が増えてくると1分から0.5分に変わり、安定して35以上になれば0分になります。19行目は練習時に設定するリズムの速度です。メトロノームのリズムの設定値。20行目は視線移動トレーニングの方向で、基本的には縦、横、斜めをすべて行います。そして21行目が記録する場所になるので、視線移動縦を15秒間測ってその数を記録してください。

22行目~32行目まではすべて塊(かたまり)読みに関してです。

22行目は一度に見る文字数(視幅)が書いてあります。23行目はその時に設定するメトロノームのリズム値です。24行目と26行目は塊読みの方向が縦横違いますが、それぞれに該当する文章番号が書いてあります。横の時は横読み用の資料を使い、縦の時は縦読み用の資料を使います。25行目と27行目は記入欄になっていますが、ここには縦横それぞれのトレーニングで使った資料の理解度を1、2、4、5で入れてください。

29行目~32行目はSTEP検定としていて、各STEPの9回目に行います。構成は同じで文字数を確認して、リズムをメトロノームに設定してリズムに合わせて検定用の文章番号の文章を読み、自己理解度を記入します。自己理解度が足りない場合は、次のSTEPには進まず、もう一度5回めから練習を行ってください。理解度が4以上になるまで繰り返します。5回目から繰り返しになる場合は、理解度をその都度上書きしてください。

進捗確認について

STEP1のSTEP検定で自己理解度が4以上の場合は、進捗確認をしましょう。

進捗確認用の文章と問題はSTEP0で使用したものと同じ構成です。文章も問題も同等のものを準備しています。STEP0の現状確認と同じ要領で自分の読書速度と自己理解度を測定し、問題をといて自己確認してください。STEP1内のかたまり読みトレーニングやSTEP検定ではメトロノームのリズムに合わせて見ていった時の理解度を確認しますが、進捗確認の時はメトロノームは使わず、自分のペースで読みますが、読み方はできるだけ学習したように読んでみましょう。タイムを測って秒数を記録します。

STEP0の現状確認の数字と比べて読書速度がどれぐらい伸びたか確認してください。この時、自己理解度が4以上ない場合は、読書速度はあまり意味がありません。理解できたという感覚があって初めて読書速度が伸びたかどうかを確認します。問題の解答はこの下にありますので、答え合わせに使ってください。

1-b, 2-a, 3-c, 4-a, 5-c

測定結果に関して

ここから先はすべての測定が終わって記録表への記入が終わった後で確認してください

お疲れさまでした。今回でSTEP1が一通り終わりました。STEP0の数字と比べながら確認をしていきましょう。

視線移動回数は何回できましたか?

視線移動速度はできれば20回から25回ぐらいまでには上がっていたいですが、初回の数字より5回以上多くなっていればOKです。想定理解速度はその読書速度で読んでも理解度4をキープできる現在最速の速度です。想定理解速度が1800であれば、1分間に1800字ぐらいの速度で読んでも、理解できるだろうという速度です。一応、目安ですが、参考にしてください。

読書速度は上がりましたか? 

6文字の視幅で読む読み方に慣れてくると、読書速度は少し早くなると思います。急激に伸ばす生徒も少なくありません。①計測のときに文字を読んでいませんか? せっかく6文字を一度に見る練習をしていても、進捗測定の時に文字を読み始めると速度は上がらないかもしれません。②読み返したり、途中でわからない言葉に出くわして止まったりしていませんか? 読み返しはしないこと。その時わからなくても先に進みます。そのことで理解ができなかったら、自己理解度に反映させてください。

速さにこだわりすぎて、自己理解度が1や2になってしまった人はいませんか? 

速く目を動かしても意味がわからなければ意味がありません。読書速度は速かったけど、自己理解度が1か2の人は、目を早く動かして見ているのですが、意味が取れていません。文字を見ていない、見えない、言葉として捉えられないなどの問題があります。見ているブロックの中から言葉を探し出すような感じで行ってみてください。トレーニング速度は速く設定しているので、少し意味がわかりづらいですが、リズムに合わせて素早く目を動かすことに慣れるトレーニングです。練習の速さに慣れると今までよりは速い速度でも目が追いついてきます。見えたもののなから分かる言葉を探していきましょう。

逆に自己理解度は高いけれど読書速度があまり変わらない人は、理解度を意識しすぎています。視幅を意識して、トレーニングのように目を速く動かして速読してみましょう。

どちらのケースも、意識したいのが視線移動から推測される「想定理解速度」です。この数字と現在の読書速度が近い場合は速読的な目の動きと時間配分ができていると言えます。多くの場合、想定理解速度よりかなり遅い読書速度で読んでいると推測できます。理解度が4以上ある場合で、想定理解速度よりかなり遅い読書速度の場合は、もっと思い切って速く目を動かして見ましょう。逆に想定理解速度より速い速度で読んでいる場合で、理解度が2以下であれば、速さを抑えて単語や意味のある文節を探し出すような見方をしてください。

ちなみに、あくまで計算上の数字ですが、現段階で1200を超えることはまずありません。1200を超えている人は、おそらく視幅が6文字よりもっと多い数字で読んでいると思います。自己理解度が正常範囲(4以上)なら問題ありませんが、2以下の人は注意してください。最後に、何度も書いてきましたが、視線移動数の数え間違いや読書時間の計算間違いなどがないことはご確認ください


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