
このページは無料速読トレーニングの最終STEPになります。STEP0からSTEP2までのトレーニングを終了した方のみ先に進んでください。もし、STEP0~2が完了していない場合は一度STEP0、STEP1、STEP2まで戻っていただき、すべて終了してからこちらに戻ってきてください。
トレーニングについて
STEP3は視幅が10文字に増えることと、視線移動トレーニングの速度が更に速くなること以外に変更はありません。トレーニング方法は同じですので、いままでのSTEPで要領がわかっている方はどんどん進めてください。
STEP3の視線移動トレーニングは更にリズムを速くして練習しますが、視線移動トレーニングに使う縦、横、斜めのそれぞれのシートは最初にダウンロードしたものをそのままお使いください。
視線移動トレーニングは安定して35回前後になればほぼほぼ完了です。まだ往復30に満たない場合は、まずは30を目指しましょう。繰り返しになりますが、測定回数を間違えることはよくあります。特に早くなってくると目が動いていないことや、計測違いも発生するので、正しい視線移動ができていることと、正しく測定できているか時々携帯でビデオ撮影して、自分で確認してください。
かたまり読みのトレーニングで使用する文章はこの下からダウンロードできるようになっています。縦横のトレーニング方法は同じですが、視幅10文字は初心者には割と長いので、慣れるまでは、一度の目の動きですべての文字が見えない場合、赤い点の少し上4文字目と5文字目の間あたりにおくと理解度が上がると思います。(資料は中間点で5文字目と6文字目の間に赤い点があります)
STEP3で利用する文章
1回目
2回目
3回目
4回目
5回目
6回目
7回目
8回目
STEP検定
STEP検定のやり方は前回と全く同じです。下の文章をリズムに合わせて見ていき、最後に自己理解度を確認します。自己理解度4以上で進捗確認に進み、2以下はもう一度STEP2の5回目からやり直します。下から文章をダウンロードして実施してください。
記録表について
記録表の付け方も同じですので、ここでは説明を省きますが、必ず色付きのセルには記入があることを確認してください。
進捗確認について
STEP3のSTEP検定で自己理解度が4以上の場合は、進捗確認を行いましょう。
進捗確認用の文章と問題の構成は以前使用したものと同じです。文章も問題も同等のものを準備しています。以前と同じ要領で自分の読書速度と自己理解度を測定し、問題を解いて自己確認してください。かたまり読みトレーニングやSTEP検定ではメトロノームを使いますが、進捗確認の時はメトロノームは使わず、自分のペースで読み、タイムを測って秒数を記録します。
STEP3の進捗確認はそのまま最終確認になります。
目標は個人個人によって多少違いますが、大体1200から1500字/分ぐらいだと思いますので、ちゃんと目標達成できたかどうか確認してください。繰り返しになりますが、自己理解度が4以上ない場合は、読書速度はあまり意味がありません。理解できたという感覚があって初めて読書速度が伸びたかどうかを確認します。
ちなみに、最後の文章はおよそ3000字ほどあります。2分程度で読めれば1500字相当です。3分以内に読めればだいたい目標達成になるかと思います。では下から文章と問題をダウンロードして始めてください。頑張って。
1-a、2-b、3-a、4-c、5-b
測定結果に関して
ここから先はすべての測定が終わって記録表への記入が終わった後で確認してください。
お疲れさまでした。今回ですべてのトレーニングが終わりました。まずは最後まで使っていただいてありがとうございました。
最終的な視線移動速度はどこまで上がりましたか?
目標は35でしたが、常に30前後までできればまずは合格ラインとします。理由は2つあります。一つは実際には読書速度が一番重要なので目の動きが遅くても読書速度の目標値が達成されていればそれでいいから。そしてもう一つは、より高度な速読は、1回に入力する文字数を増やす事が中心で、目を速く動かすことは今以上には必要がないからです。
さて、それよりもいちばん重要な目標1200~1500字/分の読書速度は達成できましたか?
トレーニングを受けていただいたすべての方が目標を達成されることを切に願います。このプロジェクトでは、私の方では一切皆様のデータを記録していないため、結果がわからないのが少し残念ですが、この初級の目標であれば参加者の98%以上の方が達成できると信じています。
時間的には1日や2日で終わらせられるボリュームですが、1~2ヶ月と期間を定めてトレーニングしているのには、速読の定着にはしばらくの期間が必要と言う理由からです。急いで終わらせても要領が良い人であれば、読書速度を上げることができると思いますが、私は、毎日少しずつ習慣化させていくことが一番効果のある練習方法だとわかっています。みなさんも今日でプリントとメトロノームの練習は終わりますが、これからもこの方法で本、新聞、雑誌、メール、ブログなどの様々な文章を読んでいくとより安定して速度が上がるでしょう。
本当に最後まで読んでいただいて、ありがとうございました。
今回の無料速読トレーニングはもともとパパママと子どもたちが親子で初級の速読を体験してみることをテーマとしてデザインしました。文章は小学2年生ぐらいから読める物語にして、1回に入力する文字数を増やすこと、1回の入力時間を少し短くすることで読書速度を上げるようにつくりました。一人で学習された大人の方にとっては文章や問題が簡単すぎたりしたかもしれませんし、小学1年生以下のお子様にはまだ難しい内容だったかもしれませんが、お許しください。
まだ、この後の中級クラスのトレーニングは作成していませんが、多くの方がこのトレーニングを利用して喜んでいただけるのであれば、次も作りたいと思います。その時はまた利用していただけると、私もうれしいです。次回トレーニングを作ったときに使えるようにしますので、この記録表はどこかに取っておいてください。
最後になりますが、皆様からのコメントいただければ、大切に大切にさせていただきます。ありがとうございました。皆様のそして、こどもたちの読書習慣に貢献できればと思います。
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